今年はカオスの年になると昨年に書いたが、すべてのセオリーが通用しない相場展開となってきました。あまりに高値まで強引に引き上げられた相場は上にだけではなく下げる時も極端な動きをします。遥か高く10年も継続したトレンドは足元を見るのも怖いくらいに高見に上り詰めました。
週足は月足で見ても、そのはるか下に故郷も見えません?
8000円台からスタートしたアベノミクスも同じです。円安もしかりで後戻り不可能な領域まで来てしまいました。相場の世界も古い物差しで測っていては本当の姿が見えなくなってしまうのではなかと思います。
大量に刷られた紙幣は其のピークから今度はどこに向かうのでしょうか?燃やすわけにはいきません?
行きつく先が見えているのでしょうか?逃げる場所があるうちは良いでしょう・・・
インフレがやってくるのか、あるいは別の経済圏が出来上がるのか?
仮想通貨は金融庁が暗号資産と呼び変えるらしいですが、その世界にはSTOと呼ばれる株式から不動産などあらゆる資産がブロックチェーンによりトークン化された新しい市場が構築されようと動き出しました。既にフィアットの分野ではドルなどはトークン化されてドル擬きのような形で既に取り入れられて普及しています。円も同じ動きが見え始めています。
タイミングは良いようですが成熟するまでには数年かかるでしょう?
壊れた現実社会の経済圏から誕生する新しい市場にバトンタッチできるのは難しいようです。
その前に請われ始めている現実社会の中で生き残って勝ち抜いていかなければなりません。売り屋のトレーダーとしては何の不安もありませんが、多くの人は器用に発想を180度変えてこれからの相場に順応していけるでしょうか?
10円続いたロングトレンドから荒波の時代に入ります。単に相場が下がるだけではなくて当然のように政治も社会も荒れてきます。どこにも勝者が居ない喧嘩も戦争もあります。
そんな時には他人や他国に縋っては生き残れません。自分を鍛えて自立するしかないのですから、今更に言う事でもないようですが・・・・