まだ4月Sqが終了したわけではないが、ほぼ勝負は付いたので来期の展望と今期の反省などをしておくことにする。
数字的には爆発したくらい先物と同等の成果を上げる事が出来たが、これは多分にデルタ勝負と言うか相場の方向感に傾けてきた結果だった。
先物を永くやってきたせいで、オプションのトレードと言うよりは先物の手法がどうしても入って仕舞う事によるものだ。
今期はボラが低く一旦剥げたプレミアムが戻らない、遠くが安くて売れないと言った地合いによるもので、どうしてもATM近辺の売買に偏ってきたからだ。
来週からの展開でボラが膨らんでくれば色々やれることも多くなるが、資金が多くなったので雑になるとデルタ勝負に傾くので、今後は上限300万円の範囲でのトレードとしたい。
会員や読者の皆さんとの投資条件を近くして置かないと意味の無い活動となる。
オプション売りの制約がきつくなって遠くの売りやスプレッドさえも証拠金が高くなって難しい時代になってきた。
カレンダーで勝てるほど上手くもないので、あの手この手で知恵を使って証拠金を安く抑える工夫をしながらやっていくしかない。
SQは16000円は射程内ですが、更に下を追うかどうかは不明だが、相場はダウの上下よりも為替で、それも円安よりも円高に敏感な状態は持続している。
2番底の確認でもあり、もう1000円下げて欲しい所だが日柄との関係も有り、単純にSQにどうかと言うだけで見てはいけないものかと思う・・・・・・
仮に17000円に戻しても、更に突き抜けていく材料も無くそう言う地合いでもないだろう・・・・・・
下値を中途半端に放置するよりもしっかり固めて立ち直っていく展開が正攻法かと思う。
すでにはっきりとしたショートトレンドを刻む相場が上に向くには相当の日柄が必要で政策も世界の地合いも(日本だけ別のようだが?)はっきりした展望が見え始める頃だろう・・・・・
材料が出るか、問題が解決する事だが今のところ全く見えない。

昨年から来年は波乱相場でプットを買っておけと言い、膠着相場になると書いて来たが、オプションをやるのも理由の一つになっている。
難しい相場だが、この時期に証券会社が制限をきつくしてくるのも今後の相場が尋常な物ではすまないという危惧の表れかもしれない?
オプションはある意味資金の豊富な人には勝てない。
勝てたから資金が増えてくるのは当然だが、それでは優位なポジションを取り易く研究会と言う趣旨から外れていくので来期からは資金上限300万円としてやって行きます。