久々にリーマン級の大暴落となったが、この値幅と材料とを比べると、些か腑に落ちない?
日経は3度目の挑戦で20940円をつけて頭を抑えられた。
おりしも中国が可笑しくなって需給はタイトでは無かったが落とすには都合の良いタイミングだった。
良い材料が無く、円安だけが雰囲気的に株価を支えていた。
底が思いのほか深かったのは、ここが千載一遇のチャンスと売りまくった筋が居て、まだまだ上がると言い放っていた証券会社も、その一味だろう。
冷酷無常なシステム売買が常に売り叩くのも裏には人間が居る。
2万円割れくらいで底を打つだろうと思うところまでは誰でも想定しただろう?
実際はそこから3000円近い暴落が3日の間に起きたわけだ。
オプションは爆発して14500円のプットは1円から270倍に跳ねた。
全てを取りきった人は居ないだろうが、数字は出ている。
暴落と言うと不幸の代名詞の様ですが、逆に見ればチャンスで不幸となるか幸運となるかは自分次第。
それも今回見逃したので数年は無いかと失望するには早いかと思う?
アベノミクスとオリンピックを控えて長期に株価は上げていくと想定します。
株価は低いところからは暴落しません。必ず高いところから落ちてきます。
その落ち幅が大きくなってくるのですから、今回のように3000円落ちることは容易に創造できます。
しかし一発で天井から尻尾までをピタリと当てることはできません。初日は誰も軽く考えます。1円のプットは、やっと動き出す気配を見せるだけです。
先物でロスカットした人が、押し目買いを考える頃です。ヘッジでプットを手当した人も早めに利確してしまうことが多いです。逆にコールで底値を狙う人はお暴落時にコールに飛びつくとIVも膨らんでいるので、昨日のように500円上げても、コールがサッパリ上げてこないと言う不可解な減少に行き当たるでしょう。
暴落を狙うプット買いはヘッジのプット買いとは始めから違います。
相場が+2シグマを意識するあたりから1円で買えるプットを、お小遣いで5枚位い買い集めておく癖をつけておくのです。紙くずになっても諦めがつく位の金額で『宝くじ感覚』す。
今回の相場で退場となってしまった人に、諦めずに次のチャンスは必ずやってきます。100%です。
宝くじのように1000万分の一とか言いません。1000%当たるのです。
大きいか小さいかはわかりません。金額にもよるでしょう。今回のようなボラの小さい時がチャンスです。
中国危機が無事に過ぎれば?次は米国の金利上昇時の後か?
数回に分けて売って最期の100倍以上の爆発を狙います。今回はATMから6000円下のプットが最大の効果がありましたが、1円で探せば迷う事はありません。
若い人は1ヶ月最低1000円の投資(手数料別)で数年以内、運がよければ数ヶ月以内に100倍、200倍のチャンスがあるはずです。
1円のプットでは爆発しても直ぐに剥げてしまうので、売り時は難しいですが徹夜でPCに張り付いても
良いでしょう。初日ではなく3日以降でしょうから・・・
少し資金があるひとは1円のプットを50枚くらい買って行使価格の1000円くらい上のプットを5万円近く売っておくことでコストゼロのスプレッドを組みます。
暴落の兆候が見えたら売り玉を外します。外側が爆発するので慌てる事も無いです・・・
このように毎月コストゼロに近いバックスプレッドを組んでおくのも、これからの相場には優位性があります。
日経は2番底を警戒してかザラ場は慎重です。SQ前に来る様ですが、備えは万全か?