ゾーントレード?当て字のような呼び方ですが今取り組んでいるトライアルの考え方です。
スキャルピングのように流れ動いているトレンドをその都度ピンポイントで捉えていくのは難しくなりました。
ご存知のように板の上の建て玉は変化し実態がつかめません。それは今までも同じではありますが、少なくとも人間が自分の主観で動かしていると言う現象は見えましたし感じることも出来ました。
今はどうでしょうか?
出来高は変化しないのに常に板の上の玉数は変化し買い方に回ったり売り方に回ったりと右往左往します。
先物が為替やその他の指標にリンクしてあるとコンマ数秒のデータを取り込んで売買の指示を出すからです・・・・・・・
これに勝つことは人間では不可能です。その動きから
先を読むことも難しくなりました。もともと板に配置された玉は真実のものではないからです。真実の物とは約定した玉ですが、板上に見えるのは全てこれから約定するかもしれないと言う仮想のものです・・・
真実と言えばエレベーターに様に上下する現在値だけです。
綱引きの綱に目印のためにつけられた白い印のようなものです。今は過去の時間と比較して買われているのか売られているのかと、過去との比較です・・・・・・・
そういった現在の相場の中で、まるでサイバー空間に近いものとなりつつあるような気もしますが、これからも一般個人投資家は生身で戦っていかなくてはいけません。
プログラムの動きとは戦えないので、仕方なく一歩も2歩も下がっても追いかけていかなければ成りません。
では如何したら良いかということは点ではなく2次元の面までは行きませんが線としてゾーンとして利益が出ると期待できる価格帯を取り込んでトレンドを追いかけていくことになります。
ロングトレンドに対して買いだけで組む事も可能ですが、ヘッジも考慮して売りとの組み合わせが出来れば尚更に良いですが方向性と値幅に対する想定が合わないと難しいです。
狙うゾーンも相場の動きの想定から100円、200円と変化します。1日に200円300円とぶれる相場と100円以内のボックスとなる相場では大きな違いがあるでしょう。
難しいことはドローを許容しなくてはいけない事です。全てがいつも利益の範囲にあることはありません。
私のポジションを見ても常にドローです。当然ですが規定の利益が出たものから手仕舞いしていくからです。
利益の出た玉を回収してATMの玉を増やしていくわけですから当然です。
普段からスイングで数日から数週間のトレンドを見ている方は分かりやすいと思いますが、それを1日2日の期間で5分足から10分足程度のトレンドを追うことになります。
スキャルの癖をなくすためにミニでやっていますが少しなれてきました。トレンドの大きさを想定するのが難しいですが何とかやれそうな気がします。スキャルはエントリーが全てのような手法ですが、いまはその後のエグジットも重要なものになります。方向性から形を作っていき手仕舞いと同時に逆玉を入れていく流れになりますがゾーンが大きく外れそうな時には当然LCする勇気も同じです。全戦全勝はありません。
しかし1日の終わりには利益は出しておきたいものです。ポジションがドローでも確定利益が上回っていれば良いということですから・・・
+50円以上の手仕舞いと言う事は今までのスキャルピングでは1日に1回あるかどうかというくらいの値幅で簡単ではありません。+30円でも5回程度しかありません・・・
現在のトレンドのその先を見ていかないと無理な事です。
今年の相場に合わせて上げても下げても構わないと言う両建て手法となります。もう少し勉強ですが・・・